着物美人への第一歩は、きちんと着物をたたんでしまえるようになること。
難しそうに見えるけど、基本さえ覚えれば、思ったよりもカンタンだ。

ホコリのつかない所で、着物全体をシワのないようにきちんと広げ、着物が自分に向かって横になるように座る。裾の下前部分を、折り目にしたがって手前に折る。
反対側の裾の下前部分を持ってきて、(1)で折った裾部分に重ねるようにしてたたみ、衿先も同じように重ねる。この部分が着物をたたむ時の基礎になるので、全体をキレイに合わせる。


スナップをはずした衿は、折り目の通りに、着物の内側になるように三角に折る。三角部分はたたむ時にシワが寄りやすい箇所なので、ていねいにのばすように注意しよう。

このように、どこにもシワの寄っていないキレイな直線の状態になればOK。折り目がついているので、それにしたがって自然にたたんでいけば、シワは寄らないハズ。

上前の脇縫いのラインをつまんで、下にたたまれている脇縫いのラインに重なるようにして合わせる。せっかくたたんだ手元の部分が動作によって動いてしまわないように注意しよう。


裾から上にしたがって、上半身も(5)と同じようにして脇縫いのラインに重なるようにして手前に持ってきて合わせていく。これでキレイな長方形が出来上がっていく。

裾と同じように上の身ごろを脇縫いのラインに合わせた後、袂の形を整える。

裾部分を持ち上げて、上の肩側に持ってくる。ここでもすでにたたんだ部分にシワが寄らないように注意。
全体にシワが寄っていないか、ほこりなどはついていないかを最後に手と目で確かめ、このままの状態でたとう紙にきっちりと入れて、タンスなどの収納空間にしまう。

最後に手前に残った右(下)の袂(たもと)部分を、たたんだ全体を上にちょっと持ち上げて、下側にさっと折り返す。ここでもシワが寄りやすいので気をつける。

※長襦袢のたたみ方には下記で紹介するものと、着物の本だたみと同じたたみ方する方法があります。
図のように長襦袢を置いて、着物と同じように、長襦袢が自分に向かって横になるように座る。左の上前が上になるように重ねてたたむ。 図を見るとわかるが、衿の首元のポイントが、長襦袢をたたむ時の折り目ラインなので、それに合わせて右の身ごろを中央に向かって折り返す。 右の袂(たもと)部分だけを反対の身ごろ側に折り返す。長襦袢の袂(たもと)は衿の首元の巾と同じになるハズなので、注意しておこう。 左の身ごろも、右と同じ要領で、中央に向かって折り返し、袂(たもと)部分も同じように反対側に折り返す。全体が長方形のできあがり。 裾部分を両手でそっと持ち上げ、全体がちょうど半分になるように折れば出来上がり。これがたとう紙にキレイにおさまるサイズとなる。


1. 全体にシワやホコリがないかどうかを確かめてから、お太鼓になる部分の表を下にして、タレ先を自分の右側になるように置いて座る。
 
2. 縫いどまりの三角形に合わせて、テ部分を右側に折り返す。折り返したテ部分をタレ先まで重ね、そこでまた三角形をつくって折る。
 
3. 左側の三角形の手前で折り返すと、長方形ができあがる。
 
4. お太鼓の柄に折り目がつかないように気をつけてたたむ。

直線で断たれている着物は、曲線やふくらみのある洋服と違って、すべてが直線でできた平面のもの。折り目の通りにきちんとたたんでいけば、キレイな長方形に出来上がるハズだ。シワが寄らないように気をつけてたたんでいけば、たとう紙にすっきりとおさまるサイズに出来上がる。折り目ラインのコツさえ覚えれば、意外にカンタンにたためるので、是非おぼえて欲しい。またここでは本だたみというたたみ方を紹介しているが、この他にも関東だたみというやり方もある。
たたみ方や順序には様々な方法があるので、この項で紹介したものはたたみ方の一例として考えて欲しい。着物を着る時と同じように、まず手を洗ってから始めよう。

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